所有するアパートやの築年数が経ち、空室が増えてきた場合、空気室対策として外壁など外観を整えることも重要ですが、水回りリフォームも効果的です。

水回りは日常的に使用する箇所であるため、物件選びの際のポイントにもなります。

◇水回りリフォームの一般的な時期

水回りの交換時期は築20～23年程度が目安です。

これは、水回り設備の耐用年数が約10年から最長でも20年程度に設定されているからです。

設置から20年以上経過すると、見た目には問題がなくても配管やパッキン部分が劣化し、トラブルを引き起こす可能性が高くなるため、建築から23年を目安に水回りの交換を検討しましょう。

◇こんな症状が出るとリフォームのタイミング

水回りの設備は、しっかりとメンテナンスをすると長持ちします。

しかし、賃貸物件では日常のお手入れは入居者に任せることになるため、オーナーができるメンテナンスには限界があります。

また、水回りには目が見える部分だけでなく、シンクや洗面台の下に隠れています。

これらの配管は時間とともに劣化し、耐用年数が過ぎると亀裂が入って水漏れを引き起こす可能性があります。

さらに、汚れが付着すると悪臭の原因になり、害虫の発生を招くリスクもあるため定期点検を行い、不具合は早めに対処するようにしてください。

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